太陽、メラトニン、セロトニン

ホルモンには不思議な力があります。睡眠と覚醒も脳内のホルモンの働きです。メラトニンは睡眠を促し、セロトニンは覚醒を促します。

起床後、朝日の光が眼に入ると、眠りを促していたメラトニンの分泌が止まり、覚醒を司るセロトニンの分泌が始まります。同時に15〜16時間後に眠くなる体内タイマーが設定されます。朝日は全身の細胞の時間合わせをします。また、セロトニンは自律神経を整え、ストレスを和らげ、良好な心理状態を保つ働きをします。良好な人間関係を促すビジネスマンの潤滑油的な役割もします。もしも、キレやすい心持ちでしたら、セロトニンの分泌が足りない事が考えられます。

そして夜になり、太陽が沈む頃になると、メラトニンの分泌を始まります。メラトニンは血液を通じて全身に運ばれ、体中の細胞に夜の到来を告げます。そして同時に、全身の細胞の時間合わせも行います。全身の細胞はメラトニンにより睡眠の準備に入る訳です。

メラトニンには、もう一つ重要な役割があります。昼間の活動中に損傷した細胞を修復する機能です。夜間、メラトニンは血液と共に全身の細胞に運ばれ、メンテナンスします。色々な病気の予防をしてくれます、脳、心臓、骨、等々の病気のリスクを取り去る働きもします。健康だけでなく美容にも良いです。睡眠中にメラトニンの分泌は更に増加して全身細胞のメンテナンスは更に進みます。

メラトニンは、松果体という脳の中央部にあるで器官が、分泌しますが、そのの材料は、なんと、セロトニンなのです。セロトニンは、朝日によって分泌され、良好な心理状態を作り出し、夜はメラトニンに姿を変えて体中のメンテナンスをしてくれます。24時間中休みなく、私達の心と体の健康を支え続けてくれます。

セロトニンを作る材料は、トリプトファンという必須アミノ酸です。必須アミノ酸とは体内で十分に作る事ができないタンパク質の元です。食物によって外部から摂らなければ不足し、体の機能を正常に保てなくなります。食事として取り入れる事が必要なものです。肉類、魚類、大豆加工食品に多く含まれています。お豆腐、納豆、味噌、醤油等の日本の伝統食品に多く含まれていますので、日本人には摂取し易いものです。

セロトニンを多く作る事ができれば、良好な心理状態の基礎となり、円滑な昼間の活動の元になります。セロトニンを作るためには、朝の日の光を浴びる事が大切です。できれば、就寝時にカーテンを少しでも良いので開けておいて朝日に気づいて起床すると良いです。起床したらベランダや庭に出て、日光に挨拶するのはいかがでしょう。簡単な事の繰り返しですが、この繰り返しから朝日に順応した生活リズムが身に付き、健康な心と体は習慣となります。

セロトニンを沢山分泌するための方法は他にもありますのでご紹介します。音読、笑い、笑顔、号泣、運動、ストレッチ、朝食、早足歩行、階段上り下り、複式呼吸、ガムを噛む、カラオケ、等々。(01)この項目は別立てで記事を書きますので、そちらも参考にして下さい。

さて、メラトニンを沢山分泌する方法も別立ての記事を用意しますので、ここでは一番大切なポイントのみを書きます。夜の強い光は禁物です。特に就寝前後のスマホやタブレットでのインターネットは、メラトニンの分泌を弱めたり、止めたりします。(私自身これで体調を崩しました。)

人類は太古より、闇夜を合図にメラトニンを分泌し、眠りについてきました。闇夜の強い光が不眠や体調不良等の原因になります。就寝前はデジタル生活を遠ざける事が、健康維持に大切です。

コメントは受け付けていません。

サブコンテンツ

このページの先頭へ